株式会社サイズ


ビジョン

ビジョン

W3Cの理想を体現するXML CMS「Web Meister」で、PC・携帯・スマートフォンサイトのワンソース・マルチデバイスを実現する


強み

強み

Webインテグレーション事業に長年携わる「プロ」が開発したCMS。高いユーザビリティによる運用効率化で、Web担当者にもユーザーにも「見やすい」「使いやすい」Webサイトを作り上げる


W3C(World Wide Web Consortium)のホスト機関である慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)のWebサイトに導入するため、スクラッチで開発されたCMS「Web Meister」。その後外販を開始してからも、SFCへの導入実績がポイントとなり、大学のWebサイトに多く採用されているという。そんなCMS「Web Meister」を軸にPC・携帯・スマートフォンサイトのワンソース・マルチデバイスを追求する株式会社サイズの代表取締役、糟谷様にお話を伺いました。

…XML CMS「Web Meister」の開発のきっかけに関してお聞かせいただけますか。…

糟谷:

当時在籍していた株式会社アイ・エム・ジェイで、SFCのWebサイトへの導入を目的に、2003年から開発を始めました。
SFCはW3Cのホスト機関のひとつであり、世界のWebをリードし、あるべき姿などを提唱する立場ですので、そのWebサイトに私たちの提案が採用されたことは、大変誇らしいことであると感じています。
私たちが提案したのは、ユーザーインターフェイスとコンテンツの分離であり、コンテンツをXMLで、情報設計(IA)をXSLTで管理し、おもにXHTMLに変換してWebサイトを構成することです。それを実現するために「Web Meister」を開発してSFCのWebサイトに導入しました。
なお当時のSFCのWebサイトは、「Web Designing」2011年6月号(発行:毎日コミュニケーションズ)の特集『Webクリエイティブの10年』にも、「CSSを実装し、スイッチでデザインを切り替えられる仕組みを採用して話題となった。CSSレイアウトの利点を目で見える形で示した日本で最初の試みだと言ってもいい。」と紹介されています。

…「Web Meister」の強みや特徴、ターゲットについて聞かせてください。…

糟谷:

最大の特徴としては、XMLやHTMLを知らなくても編集できるユーザーインターフェイスであること。Word文書と同じ感覚で編集できるので、誰にでも簡単に使うことができます。
逆説的になりますが、XMLやHTMLを使える方ならば、全て手作業で作りこむこともできます。高いスキルをお持ちの方には、カスタマイズや複雑なサイト構築にも対応出来る点で喜ばれています。
問い合わせは最近、大学からが一番多いですね。大学のWebサイトというのは、それぞれの部署からの情報を、HTMLを書ける人に集約してサイトの更新をする、といったフローで運用されることが多いのですが、効率的ではありませんし、承認フローもまちまちになるなど煩雑な作業となりがちです。
そこで、CMSの導入を検討される大学が増えたのですが、「Web Meister」ならば誰にでも簡単に使えるので、それぞれの部署で責任を持ってページ編集・更新をするというフローに改善することができるのです。
また、B to Bの上場企業にも多く利用していただいています。
B to B企業の場合、マス広告を出すようなマーケティングはあまり行なわず、Webサイト上に集客してリードを獲得し、実際の営業に繋げるといったWebマーケティングを実践されている企業様が多く、そのような場合、Webサイトの更新も含め自社のことは自社で行なえる体制を作りたい、という内製化への流れの中、CMSの導入を検討されることが多いようです。
その観点が一層強くなった契機は、2011年3月11日の東日本大震災であると感じます。
震災直後は、問い合わせなどは全くありませんでしたが、4月以降CMSでの問い合わせが非常に多くなっています。

その理由としては、震災を機にWebサイト関連業務の再点検をしたい企業が増えたのではないかと考えています。Webサイト更新・運用のほとんどを外注先に委託していた企業の場合、震災時のすばやい情報発信が難しかったではないかと。例えば大学であれば、震災当日に帰宅困難者の受け入れ情報を掲載したり、製造業であれば、関東や東北にある工場の被害情報や稼働状況などを速報ベースで掲出したり、緊急時のWebサイト対応は社内で素早く行ないたい、という意識が問い合わせの増加に繋がっているのではないかと推測しています。

…CMS以外にも、スマートフォンサイトの制作や講演活動に積極的に取り組まれているようですが。…

糟谷:

近年のスマートフォンブームに比例して、スマートフォン専用サイトの制作についても問い合わせが多くなっています。
スマートフォンサイトというのは、PCサイトか携帯サイトをスマートフォン用に見えやすくするか、スマートフォン専用サイトを作るか、いずれかのパターンになると思うのですが、スマートフォンが普及し始めのころは、あまり予備知識を持たずに問い合わせや依頼が多くありました。
そこで、講演や雑誌への寄稿などで広くスマートフォンサイトの考え方について伝えていきたいと考え、実施するようになりました。
制作実績としては、カプコン様の「カプコンフィギュアビルダー(CFB)」モバイルサイトなどがあります。CFBモバイルサイトは、携帯とスマートフォンの兼用サイトですが、jQuery MobileというJavaScriptライブラリを活用し、通常ならば数ヵ月くらいかかる制作を、1ヵ月に短縮することができました。まだしばらくはスマートフォンサイトに対する関心度もニーズも高いので、今後も積極的にセミナーや寄稿を行って行きたいですね。

…Facebookページを作られていますが、ソーシャルメディアに対しての取り組みなどお聞かせください。…

糟谷:

Facebookに関しては、業界的に使われている人が多いということと、企業がプロモーションの一環としてFacebookページを気軽に開設できるので、弊社でも公式ページを開設しました。ウォールに書き込めば、「いいね!」を押してくれた人達に情報配信できるわけで、メルマガあるいはそれ以上によい情報発信ツールだと思っています。個人がコミュニケーションの場として活用しているので、それぞれの人の反応が見えるのが良いですね。
現在のところは、Facebookページで「いいね!」を押してくれている人の多くがWeb制作に携わる人なので、コミュニケーションの取り方次第では仕事に繋がるのではないかとも考えています。

…御社の今後のビジョンをお聞かせください。…

糟谷:

まずは、弊社のXML CMS「Web Meister」に関する一層の認知拡大です。今年で会社設立3周年を迎えましたが、設立間もないころではなかなか大きな仕事も獲得しづらい部分が多く、3年経ってやっと引き合いが増え、スタート地点に立てたという気持ちでいます。
これからも実績を積み広報していくことで、広範な認知を得て、いずれは海外への進出も検討していきたいと思っています。

―編集部所感―

糟谷様は以前、セガに在籍されていて、あの有名な湯川専務シリーズなどの宣伝を手がけられていたそうです。クリエイティブ的な発想などはそこが原点の一つなのだと感じましたが、より多くの人にWebを身近な物にして正しい認識を持ってもらいたいという視点に、誇りと威厳を感じました。開発からもう少しで10年の歴史を重ねる「Web Meister」は更に進化を重ねて、国境を越えて様々な国の人々の元へと羽ばたくのはもう近い未来なのだと感じました

担当者

株式会社サイズ
代表取締役/プロデューサー 糟谷博陸

会社名
株式会社サイズ
URL
http://www.x-yz.co.jp/
所在地
東京都渋谷区神宮前6-35-3 コープオリンピア704
事業内容
・Webコンサルティング ・Web企画・制作・運用 ・CMS開発・販売 ・Web パブリッシング事業
お問い合わせ先
contact@x-yz.co.jp